今回はプリザーブドフラワーに魅かれた理由とギフト販売ができるようになるまでをお伝えしていこうと思います。プリザーブドフラワーの販売を目指されている方の参考にしていただければ嬉しいです。
FWJのプリザーブドフラワーの資格って必要?
資格を取ったからといって、すぐに仕事に結びつくのかというところは、皆さん不安に思うところだと思います。
FWJで学んだプリザーブドフラワーの資格の内容はどんなものか、それがどう仕事に結びつき、活かせていけるのかお伝えしていこうと思います。
プリザーブドフラワーって何?
プリザードフラワーは生花を特殊技術で加工したお花です。
生花のフレッシュな質感が残っているお花です。
お水は必要ありませんので、湿気や乾燥など環境が整ったところであれば色褪せず長く楽しんでもらえます。
私がプリザーブドフラワーに魅かれた理由
私はフレッシュフラワーのコースに進んでいましたが、レッスンの時に先生や生徒さんたちの作品を見せてもらった時に、フレッシュフラワーにはない色合いや、花材の組み合わせによって作品の幅が広がっていくところ、また長く飾れるところなどフレッシュフラワーとはまた違った魅力があることがわかりました。
プリザーブドフラワーも学んでみたいなという気持ちがありました。
FWJのプリザーブドフラワーの資格の種類
フラワーワークスジャパンではプリザーブドフラワーの資格コースがあります。
まず、ベーシック1でお花の扱い方を丁寧に学びます。
基本となるワイヤリングの方法です。プリザーブドフラワーはお花や葉の茎は短いので、茎になる部分はありません。
使う花材のお花やグリーンによって適切な方法でワイヤーをかけて茎になる部分を作ります。
形を作る部分となるところなので、お花やグリーンが取れないようにするには大事なことです。
また、お花の開花させる方法やバランスよく配置できるようになること、また副資材のリボンなどの形作る方法を学びます。
このベーシック1の10単位でしっかり学びます。
次に進むコースは3種類。
- FWJコース・・・将来、教室開校して指導をするコース
- 花ギフトコース・・・ギフトアレンジを学んで販売を目指すコース
- ウェディングコース・・・ブーケやリングピローなどウェディングに関するコース
これらのコースに別れ、コースごとに更に専門的なことを学びます。
私はギフトコースを選びました
私が資格コースのギフトコースを選んだ理由として、プリザーブドフラワーを始めたときはまだ子供(1人です)が就学前だったこともあり、教室開校をするのはまだ先のことかなと思っていました。
ギフトだったら、空いた時間に好きなお花の仕事ができるのではと思い資格を取ってみようとギフトコースに進みました。
ギフトコースは発送の方法も学びます
アレンジするだけでなく、ラッピングや梱包、発送の仕方も学びます。
せっかく制作したプリザーブドフラワー。繊細ですので、きちんと倒れないように梱包しないといけません。
とても大事なことですよね。実際に発送することもカリキュラムに含まれています。
友人宅に発送したり、自分宛に発送しました。友人は開けたときにとても素敵だなぁと喜んでくれたようです。私も自分宛に送ったものでも開けると嬉しいものでした。
プリザーブドフラワーの資格は必要?
本題の資格は必要かということですが、資格がなくても仕事はできると思います。
でも、資格コースでは、ワイヤリングの方法、デザインの構成など将来仕事をしていく上で役立つカリュキュラムが組まれているので、資格コースに進もうと思いました。
ワイヤリングの方法など基礎からきちんと学んでしっかりとした作品を作るということは、とても大事なことだと思います。
すぐに折れてしまったり、発送時に倒れてしまったりするとせっかくのプレゼントも残念なことになります。
“信用・信頼してもらえる”アトリエを目指すためには資格は必要なことだと思いました。
プリザーブドフラワーの資格と仕事
さて、資格を取って実際に仕事をしてみたらどうでしょうか?
制作場所
私は自宅で作業をしています。日当たりの良い、自分のお気に入りのリビングテーブルでしています。
花材を選ぶ時にはテーブルいっぱいに広げて悩みますが、作業スペースは十分です。小さいお子様がいらっしゃるお家はワイヤーや資材などには気をつけてくださいね。
制作時間
子どもが学校に行っている時間や、夕ご飯後少し開いた時間に制作しています。
生花と違って少しの時間でも作業ができるのは利点の1つですよね。
いろいろと、ああしようか、こうしようかなとデザインを考えるのはとっても楽しいです。デザインや色はどうしようか少し悩みます。
2,3日悩むときもあれば、ぱっと浮かんだものを一度作ってみて納得できなかったらもう一度作ることもあります。
作業時間自体は、ワイヤリングや開花も含めて、小さいポットアレンジなら1時間から2時間、リースだと2?3時間ぐらいでできるようになりますので、子供が学校に行っている間やお昼寝の間などでもできます。
もちろん、納期が決まっている時はそれに合わせて作ります。
資材の調達の仕方
ベーシック1、2を受講後、「花仕事支援セミナー」を受講します。
花仕事支援セミナーでは、今後の心構えや進め方などを学びます。その際に、実際の仕入れ先などのアドバイスをいただけます。
色や資材の質感など、どうしても確認したいことがあれば、資材屋さんに足を運んで購入しに行きます。
私は実際に見て仕入れる方が好きですが、ネットなどでもたくさんの種類を扱っているところがあるので、それを利用することもあります。
ただし、時間に余裕をもって購入しないといけないのでその点は注意が必要です。
バラは国産の大地農園さんのバラを使うようにしています。開花するとほんとにきれいですよ。
販売の方法
私はオープンして4カ月ほどです。ブログやHPで販売をしております。
FWJの講師の方の中には、ハンドメイドのサイトに登録したり、お店に置いていただいたり、クラフトマーケットに出展したり幅広く活躍されています。
一人ひとりのご要望をなるべくお聞きしたいと思っていますので、オーダー制で承っております。
ご希望の色や大きさ、ご予算に合わせて作らせていただいております。まだまだ数は少ないですが、心を込めて作らせていただきます。
いろんなプリザーブドフラワーの資格の種類からFWJを選んだ理由
いろんなフラワー協会からディプロマを取得してご活躍されている方々がいらっしゃいます。
色使いや資材など、先生によって素敵な作品がブログやHPでも紹介されています。
また、通信教育などでも自分の空いた時間を使って学ばれている方もいらっしゃいます。
空いた時間の有効活用にはとてもいいかと思います。
私は、FWJのフレッシュフラワーコースで学んでいたので、身近に感じていたプリザーブドフラワーも勉強してみたいと思いましたが、その他の理由にFWJのプリザーブドフラワーのアレンジは生花のようにお花が生き生きとしているデザインのアレンジが素敵だなと思ったことが決め手になりました。
開花して使用するので、生花のように華やかな感じに見えるところが好きなところです。
また、FWJの講師の先生方のタテ、ヨコのつながりがあり、相談に乗ってもらっています。
迷ったら、悩んだら先生に相談できることはとても心強いです。
先に述べました「花仕事支援セミナー」もあり、バックアップも充実しています。
おわりに
フラワーアレンジは生花でもプリザーブドフラワーでもデザインが重視されることが多々あります。
そのデザインを作る上で、基本のワイヤリングやお花の使い方などを学ぶことは必要不可欠なことだと思います。
送り主の気持ちも届けられるように心がけて制作しています。
また開けたときに嬉しかったという言葉を聞いたときに、この仕事してよかったなぁと思います。今でも無事に届くかなとドキドキしますが、喜んでもらえる仕事っていいですよね。
今度はFWJコースに進み、お教えできたらと思っています。
一緒に頑張りましょう!!
一般社団法人Flower Works Japan事務局兼編集部です。
COMMENT ON FACEBOOK