前回の引き続きヴィクトリア女王様の時代のお話です。
アレンジメントは当然フローラルフォームはないので、当時は陶器やガラス製の穴の開いた花留めや金属台にらせん状ワイヤーがついている花留めを使っていたそうです。
今でもプラスチックや陶器の穴の開いた花留め見かけますよね。
わたしも和食のお店の活け込みで穴の開いた花留めを使うことがあります。
これって最近のものかと思っていましたがヴィクトリア時代からあったなんてビックリです。ほかにガラス花器を使ったアレンジでチキンワイヤーを花留めに使うこともあるのは当時の名残でしょうか。
美しくお花を飾るためにヴィクトリア時代の人々もいろんな工夫をされていたのですね。
そしてヴィクトリアンブーケは当初、中心のお花が大きな赤いバラか淡いユリだったそうです。
これはイギリスの1850年刊に書かれているそうです。今は赤いバラや淡いユリに限らずいろいろな花材を使いますので花の品種改良とともに変わってきたのかもしれませんね。
FWJ神戸鈴蘭台校”Atelier June”を主宰しています。
現在は神戸市 鈴蘭台のアトリエにて、フレッシュフラワー(生花)に加え、プリザーブドフラワーアレンジメントのレッスンも開講。
2014年4月からは一般社団法人Flower Works Japan認定校としてイギリススタイルフレッシュフラワーとプリザーブドフラワーの資格コースを開講しています。
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