玄関のドアを開けるとお花が飾ってあるお家って素敵ですよね。
出かけるときや帰ってきた時に、出迎えてくれるお花があると、可愛らしい花姿や、香りに癒されることでしょう。
また、お客様や友人が訪ねて来られた時も、生花が玄関に飾ってあるとパッと明るく感じることと思います。
玄関にお花を飾る時のポイントを書きますので、参考にしていただければ幸いです。
玄関にお花を飾ろう
玄関は部屋より気温が低いのでお花持ちがよく、長く飾って楽しんでもらえると思います。
置く場所はシューズクローゼットやコンソールの上などが飾りやすいでしょう。
玄関に飾るのはどんなお花がいいでしょうか?
季節に分けてご紹介いたします。
あなたが好きな季節に咲くお花を探してみてくださいね!
春の花
年が明けると市場や花屋さんには、一気に春のお花が並びます。
スイートピー、水仙、ヒヤシンス、菜の花などは香り高く、花姿だけでなく香りと一緒に春を感じていただけると思います。
桃や桜、雪柳、コデマリ、レンギョウなど、枝に咲くお花も楽しめるいい季節ですね。
お雛祭りの時期には、桃や菜の花を飾ってご家族や友人を呼んでお雛祭りパーティーを楽しんでくださいね。
初夏から夏の花
日本のアジサイは6月に咲く、初夏を彩る花ですね。
ユリやトルコキキョウは1年中出回っていますが、本来は夏に咲く花です。夏に咲く花は暑さに強いので、気温が上がっても長く咲いてくれます。
夏にヒマワリがたくさん出まわります。近年は品種改良が進み、いろんな色や変わった花びらのヒマワリが楽しめます。
ネーミングも素敵なんですよ!
以下の写真は、背の低いシューズクローゼットに似合うリースアレンジです。
写真のヒマワリはゴッホという品種です。
上の写真はモネと言う名前のレモンイエローのヒマワリです。
お花屋さんでどんなヒマワリがあるか探してみてくださいね!
秋から冬の花
1年中出回っている仏花のイメージが強い菊は、秋に咲く花です。最近は品種改良が進み、可愛らしい色や形の菊がが増えました。
姫リンゴやピペリカムなど実がついているものも実りの秋を感じられます。
イベント時期に合わせて、ハロウィン時期にはかぼちゃやオレンジカラーのお花もいいですね。
クリスマスはバラなどのお花にヒバ、コヒバなどを入れたりするとクリスマスの雰囲気が出ます。
お正月には、マム、松、枝ものなどを入れると新年をお祝する雰囲気になります。
1年中飾れる花
お花の種類によっては、季節を問わず一年中出回っているものがあります。
オリエンタルリリーやバラ、トルコキキョウ、カーネーション、ガーベラなどは、いつでもお花屋さんで買うことができます。
バラ以外の上記の花は、比較的温度差に強く、暖かい部屋でも長く咲いてくれるのが特徴です。
特にバラは、茎が太く巻きがしっかりした国産のバラを、花屋さんに入荷した日に買うことが出来ると1?2週間くらいは咲いてくれています。
花を選ぶときは、華やかにしたい時はオリエンタルリリーやバラを、可愛らしく飾りたい時は、ガーベラ、カーネーションを選ぶといいでしょう。
玄関に飾るお花のスタイル
シューズクローゼットやチェストの上など、壁を背に飾る場合は、一方向から見るフェンシングスタイルのアレンジメントがおすすめです。
イギリススタイルアレンジメントのフェンシングスタイルは以下のようなものがあります。
いずれも玄関に入った時にきれいに見えるアレンジです。
- トライアンギュラー(三角形)
- クレッセント(三日月形)
- ホライゾン(少し低めの三角形のアレンジ
- ファン(扇形のアレンジ)
壁やドアに掛けて飾る
玄関ドアの外側にリースを飾る場合は、アーティフィシャルフラワーを使って作ると長持ちしていいですね。
外気や直射日光、雨などで、ほこりをかぶったり色あせたりしてきますので
定期的に掛け替えると、季節感も出て玄関周りが華やぎます。
近年は上質なアーティフィシャルフラワーが出ていますので、季節を感じさせるお花で作って見てください。
おわりに
玄関に飾るお花の種類や飾り方が伝わりましたでしょうか。
玄関にお花を飾って、季節の移ろいを楽しんでいただけたら幸いです。
一般社団法人Flower Works Japan事務局兼編集部です。
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