フラワーアレンジメントの基本の形、スタンド花についてご紹介いたします。
スタンド花の活躍するライフシーン、飾るときの注意点などもお伝えします。
またスタンド花に適した花材、作り方、コツまでわかりやすく説明します。
フラワーアレンジメントの基本、スタンド花
スタンド花はお祝いなどの華やかなシーンに贈るお花ですので、ファン型にアレンジすると大きく華やかで豪華なアレンジになります。
スタンド花の用途
スタンド花は開店、開業、周年、移転、発表会、コンサートなどのお祝い用に贈るお花です。
スタンド花を飾る場所
スタンド花は開店、開業などのお祝いでお店や会社の入口付近の壁際に飾ることが多いですが、店内 (社内)に飾られる場合もあります。
発表会やコンサートでは会場の入り口付近の壁際や通路に飾ります。
発表会や演奏会などでは主催者様からのオーダーで舞台の上に飾ることもあります。
スタンドに適した花材
スタンド花は広いスペースに飾るので、ポイントフラワーは大輪のバラ、ユリ、ダリアなど、大きなしっかりしたものを選ぶと華やかで豪華なアレンジになります。
スタンド花はサイズが大きいので茎の長いお花が必要となります。
キンギョソウ、グラジオラス、スプレーストック、デルフィニューム、ガーベラ、スプレーバラ、シンビジューム、胡蝶蘭、アルストロメリア、トルコキキョウなど。
バラはポイントフラワーとしても使いますが、大きなアレンジではラインフラワーとしても使えます。
スタンド花の作り方
制作手順の写真は予算2万5千円で1段のスタンド花を想定して作っています。
- フローラルフォームを花器から6?7センチ出してセットします。
- グリーンでファンの形を作ります。
- 今回はバラをポイントフラワーに7本使います。
- 横2か所と縦中心にラインフラワーを入れます。
- 3で入れた3か所のラインフラワーの間にラインフラワーを入れます。
- ラインフラワーとポイントフラワーの間にもラインフラワーを入れます。
- お花とお花の隙間にお花を入れます。
- フローラルフォームが見えているところにグリーンを入れて完成です。
プロ技!スタンド花の作り方のコツ
使用するスタンドの高さに合わせて、ポイントフラワーの位置を目線の高さに来るようにすると、バランスのよいアレンジになります。
スタンド花は大きなアレンジですので、高低差を大胆につけてお花を挿していくと立体的でダイナミックなアレンジになりますので挑戦してみてくださいね!
FWJ神戸鈴蘭台校”Atelier June”を主宰しています。
現在は神戸市 鈴蘭台のアトリエにて、フレッシュフラワー(生花)に加え、プリザーブドフラワーアレンジメントのレッスンも開講。
2014年4月からは一般社団法人Flower Works Japan認定校としてイギリススタイルフレッシュフラワーとプリザーブドフラワーの資格コースを開講しています。
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