2024年6月16日(日)に、一般社団法人フラワーワークスジャパン11周年及び谷川文江出版記念パーティーを芦屋市のホテル芦屋竹園にて開催いたしました。
2024年4月に谷川代表理事の2冊目の著書となる『狭くても美しく心地よい空間づくり はじめての極小ガーデニング』の出版記念も兼ねた企画もあり、ゲストの皆さまや会員の皆さまと充実した時間を過ごすことができました。
会場装花
ご来賓の皆さまをお迎えする会場装花は、約1400本を使用してイングリッシュガーデンをイメージするような華やかなイギリススタイルのフラワーアレンジメントを会員たちで作り上げました。
会員は、代表理事校の所在地である兵庫県のほかに、福岡県や鳥取県、京都府、大阪府、和歌山県など各地からご参集くださいました。
花仕事の現場を体現できる会場装花レッスン
会場装花レッスンは、搬入、パーティー開始前の1時間で制作、アレンジメントのセッティング、片付けまで花仕事の一連を実習します。
花仕事の現場ではフラワーアレンジメントを作ることはもちろん、スピード感や周りを見て臨機応変に対応する柔軟性も必要となりますので、経験を積み重ねて将来の花仕事へ活かしていただけたらと思います。
花仕事を目指している方から開校している講師という、色んなレベルの会員がいることで、幅広いデザイン展開の会場装花ができることも見どころとなっています。
いつもお世話になっている株式会社姫路生花卸売市場様より、お祝いに広島県神田バラ園様のバラを150本ご協賛いただきました。それらを含め今回使用した花材は総数約1400本にのぼります。
全国各地から選りすぐりの産地、生産者さんの花材を取り揃えました。安定してお花の仕入れができるのは、株式会社姫路生花卸売市場様と仲卸でお世話になっている株式会社JFTスコッチ様があるお陰だと感謝しております。
谷川文江代表理事『狭くても美しく心地よい空間づくり はじめての極小ガーデニング』出版記念企画
谷川代表理事の出版記念は2本立てで企画いたしました。
・鉢植えアジサイのお手入れ方法
・ガーデニングで困っていることは?質問コーナー
アジサイを次の年に咲かせる剪定の仕方では、ゲストの方にご参加いただき実際にアジサイをカットしていただきました。アジサイは近年とても品種が増え、母の日の贈り物として鉢植えでプレゼントされることが増えてきた人気の花です。ご来賓や会員の皆さまもアジサイを育てている方が多く、みなさま舞台の近くまで来られて熱心にお話を聞かれていました。
質問コーナーでは会員の方が、実際にご自分が育てていて困っていることをご質問いただきました。育てている環境や場所が違うと、困っていることは違いますのでこのような質問の機会は貴重だったようです。
谷川文江代表理事によるフラワーアレンジメントデモンストレーション
ご来賓の皆さまや会員の皆さまが毎回楽しみにしてくださるデモンストレーションのテーマは、「プラスチック(フローラルフォーム)を使わないフラワーアレンジメント」でした。
こちらのフラワーアレンジメントはオベリスクを使用しており、高さ2m×幅3m程のダイナミックなイングリッシュガーデンが出来上がりました。デモンストレーションのアレンジメントは30分ほどでできあがりますので、このスピード感にご来賓や会員の皆さまは一瞬も見逃さないように谷川代表理事の動きと作品に釘付けになるそうです。
デモンストレーションの作品を作りながら、研究をしているイギリスの庭園のことやフラワーデザインはもちろんのこと、学ぶことの意味や生き方などについても話される谷川代表理事の世界観に、みなさま引き込まれていらっしゃるようでした。
フラワーワークスジャパン会員活動報告
今年の会員報告は、2023年10月に鳥取で開校されたアトリエローリエ主宰 大久保智佳子さんに登場いただきました。
鳥取市で花農家をされている大久保さんは、切り花がどのように使われるのか?ということを知りたくてフラワーアレンジメントを始められました。
結婚、仕事、就農、出産、育児をしながら資格取得をされ、開校するまでに6年かかりましたが決して遠回りではなかったそうです。自分のペースで開校を目指すことができたフラワーワークスジャパンのシステムが、ご自身にとって非常によかったと話されていました。参加された会員は、先行く先輩の経験を聞くことで、新たな道が見えたり進んで行く励みになったのではないでしょうか。
認定証授与
認定証の授与は谷川代表理事(後列左から3人目)からお一人ずつ手渡されました。
皆さまとても充実されたお顔をされておられます。
後列
左より:理事アトリエチアー主宰 千草美樹、兵庫県芦屋市在住、谷川文江代表理事、アトリエイングローズ主宰 濱口圭子
兵庫県姫路市在住、福岡県北九州市在住
前列
左より福岡県春日市在住、 大阪府吹田市在住、アトリエセントオブローズ主宰 増田尚美、兵庫県神戸市 (敬称略)
理事の離任と着任
10年間理事として活動されたアトリエ花の夢主宰 黒川博子が、この度離任いたしました。立ち上げのころよりFWJにご尽力され、一同感謝しております。今後も姫路で教室運営を続けて、イギリススタイルのフラワーアレンジメントを広めていかれます。お体に気を付けて、これからも末長く皆さんの希望の星でいてください。
新任の理事には、アトリエタジーマジー主宰 岡﨑邦子が着任しました。フラワーワークスジャパンの立ち上げのころより在籍し、会社員をされながら資格を取得されて2016年に開校されました。フラワーワークスジャパンのためにという気持ちをずっと持ってくださっていたのと、会社員からお花の仕事にシフトされるタイミングが合い、代表理事からの推薦と理事会承認によって理事に着任されました。
左:アトリエ花の夢主宰 黒川博子
右:アトリエタジーマジー主宰 岡﨑邦子
会員によるパーティーの運営
会員たちでパーティー実行委員会を立ち上げ、企画から準備をして当日の運営をしております。実行委員会のメンバーは九州、東京、鳥取、大阪、兵庫と各地から集まり、オンラインで月に1~2度のミーティングを開催いたしました。
パーティー実行委員会の活動に参加をすることで、イベントの準備の進め方や運営の仕方が学べる機会となります。そして会員同士の横のつながり、信頼関係を作れるような活動にもなっているようです。
「来年もぜひ参加したいです。」と委員会のメンバーから声が上がっていることから、委員会活動が花仕事へ繋がる経験ができる場になっていると感じています。回数を重ねることで見えてくるものや、組織中での役割がかわってきますので、一緒に経験を積んで成長する場にしてきましょう。
フラワーワークスジャパン理事
谷川代表理事を先頭に、理事一同これからも会員のみなさまが花を通じて地域で輝く女性となれるように活動して参ります。
理事紹介(左より)
アトリエチアー主宰 千草美樹
アトリエジューン主宰 石井純子
株式会社アトリエフィーズ代表取締役/FWJ代表理事 谷川文江
アトリエタジーマジー主宰 岡崎邦子(新任)
アトリエ花の夢主宰 黒川博子(退任)
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FWJ神戸鈴蘭台校”Atelier June”を主宰しています。
現在は神戸市 鈴蘭台のアトリエにて、フレッシュフラワー(生花)に加え、プリザーブドフラワーアレンジメントのレッスンも開講。
2014年4月からは一般社団法人Flower Works Japan認定校としてイギリススタイルフレッシュフラワーとプリザーブドフラワーの資格コースを開講しています。
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