一般社団法人フラワーワークスジャパン（FWJ）理事で、Atelier June（アトリエジューン）を主宰されている石井純子先生をご紹介します。

花との出会いが導いた人生の転機

石井先生がフラワーアレンジメントと出会ったのは、大学4回生のとき。
就職活動中にふと訪れた体験レッスンで、花を生ける楽しさに魅了されたそうです。
「人を喜ばせる仕事がしたい」と感じたことがきっかけで、
花の道に進む決心をされたといいます。

資格を取得した後は、アーティフィシャルフラワーの会社に就職。
現場で多くの経験を積むうちに、花を扱う技術と感性を磨かれていきました。

再び学びの扉を開いた理由

実務経験を積みながらも、心のどこかで「このままでいいのだろうか」という想いがあったそうです。
お客様から「資格をお持ちなんですね」と声をかけられた時、
花の世界で信頼を得るには、しっかりと学び続けることが大切だと実感。
再び資格取得を目指す決意を固めました。

代表理事校アトリエフィーズとの出会い

アトリエフィーズの作品展で見たイギリススタイルのアレンジメントに衝撃を受け、
「こんなに美しいデザインがあるのか」と強く心を動かされた石井先生。
使われる花の種類、色のつなぎ方、構成の美しさ。
そのすべてに惹かれ、入会と同時に資格コースを選択されました。

教える楽しさを知る

もともと「教えるのは自分には向いていない」と思っていた石井先生。
しかし、谷川代表の「レッスンが一番楽しいですよ」という言葉が背中を押し、
2011年にアトリエジューンを開校されました。

「最初は緊張の連続でした。でも、生徒さんが笑顔で帰られる姿を見るうちに、
“花を教えることの喜び”を実感しました。」

アトリエジューンの教室づくり

アトリエジューンのレッスンは、資格を目指す方も趣味として楽しむ方も、
それぞれの目的に合わせた“オーダーメイドレッスン”。
一人ひとりの個性を大切にし、学びのペースに寄り添う指導が特徴です。

「花を挿す時間は、心が落ち着き、自分と向き合えるひととき。
忙しい日々の中でも、花と過ごす時間が心のバランスを取り戻すきっかけになれば嬉しいです。」

FWJ理事としての活動と想い

FWJ理事としても、開校支援や講師間の交流、花仕事セミナーの運営に携わり、
全国の講師たちをつなぐ重要な役割を担っています。
「仲間の頑張りを見て刺激を受け、共に成長できるのがFWJの良さですね。」

その姿勢には、“学びを止めない”という石井先生の信念が貫かれています。

これからの展望

今後は、技術の継承とともに、
開校を目指す講師へのフォローアップや実践的な指導にも力を入れていかれるとのこと。
「学ぶことで人が変わる。その瞬間に立ち会えるのがこの仕事の醍醐味です。」
さらに、海外からも学びに来てもらえるような教室づくりを目指しておられます。

FWJ代表 谷川文江より

石井先生は、常に学びの姿勢を持ち続ける向上心と、生徒や講師仲間への思いやりを併せ持つ方です。

教室の空気はいつも温かく、花の香りと笑顔があふれています。
これからも、多くの人に“花を学ぶ喜び”と”花を仕事にする喜び”を伝えて、更新を育ててくださることを期待しています。

講師プロフィール

• 石井　純子（Junko Ishii）／Atelier June主宰・FWJ理事
• 兵庫県神戸市北区鈴蘭台北町6丁目14-18
• 受講可能科目：フレッシュフラワー／プリザーブドフラワー
• 公式サイト：https://www.atelierjune.com/

体験レッスンができる認定校一覧

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関連リンク

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谷川文江

谷川 文江(たにがわ・ふみえ)
一般社団法人フラワーワークスジャパン代表理事
株式会社アトリエフィーズ代表取締役
京都芸術大学芸術学部デザイン科卒業、同大学院芸術研究科修士課程修了。
ファッションデザイナー、雑貨デザイナーを経てフラワーデザインを国内外で習得。
1996年フラワースクール「アトリエフィーズ」を設立。
2000年兵庫県西宮市にイギリスのゲストハウスをイメージしたフラワーサロンをオープン。
2013年フラワーワークスジャパンを設立し、講師の育成に力を注いでいる。
「花とインテリアを通じて暮らしを楽しむ文化を創造する」を理念に幅広く活動中。
著書
『切り花を2週間長持ちさせる はじめての花との暮らし』
『狭くても心地良い空間づくり はじめての極小ガーデニング』
（共に家の光協会）
ガーデニング雑誌『Garden & Garden』連載。他、取材も多数。
3児の母。子供たちはみな成人し、現在は定年後カメラマンとして活動する主人と息子の3人暮らし。

atelierfs.blue-glim.com